HOME > むかしばなし > 彦一どん > 彦一どん 困った米 2020年10月13日 Twitter Share Pocket LINE 狐がいつ仕返ししたいとたくらんでいた。それを聞いた彦一は、師走の支払いに大変な時ではあるし、朝、暗い中に家の前の往来に、米を点々とこぼしておいて夜のひきあげ、「朝からこんなに散らしたら困ったもんだ、小川通いの荷車ヤツだろ。あしたまた落ちとったらどうしよう・・・・・。」と大声で言っていた。 それを聞いていた狐は、翌朝、うんと米をこぼしておいて彦一を困らせようと考えた、彦一は十日間これは困った、困ったと言い続け、良い正月を迎えることができました。 Twitter Share Pocket LINE -彦一どん -八代, 彦一, 熊本