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㉛~㊺話

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彦一どん

盗っ人小僧

ある日の事、彦一は殿さまのお使いで、船に乗って遠くの島に行く事になりました。そしてその夜は、船で寝る事になりました。(さて、そろそろ寝るとするか) と、思ったその時、「海賊だー!」と、言う叫び声がしま ...

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かるい帰り道

ある春の日の事、殿さまが二十人ばかりの家来を連れて、お花見へ出かける事になりました。そのお花見には、殿さまのお気に入りの彦一も呼ばれています。そして出発の時、殿さまがみんなに言いました。「みんなには花 ...

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あまのじゃく比べ

彦一の村には、金作(きんさく)という、とてもつむじ曲がりのおじいさんが住んでいます。この金作は、人が山と言えば川と言うし、右と言えば左と言うような人です。そんな金作にすっかり困り果てた村人たちが、彦一 ...

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殿様の行列

いつも悪さを働く野上のベッピン狐に痛い目を見せてやろう、と考えていた彦一が、殿様の行列が明日あることを聞いて、狐に化かしくらべを申し出た。約束の時刻に、萩原堤の松の枝にのっていた狐が、下を通りかかった ...

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困った米

狐がいつ仕返ししたいとたくらんでいた。それを聞いた彦一は、師走の支払いに大変な時ではあるし、朝、暗い中に家の前の往来に、米を点々とこぼしておいて夜のひきあげ、「朝からこんなに散らしたら困ったもんだ、小 ...

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切腹した彦一

師走が近づくと彦一の家には、毎日借銭とりの多くきてこまっとったげな。そこで、おくさんと相談して、魚屋からまぐろん腹わたば、家へかって来て、彦一の腹に上のせて、死んだまねばしとったげな。借銭とりの来った ...

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お金もち

ぜにをもたん彦一だけん、うんと彦一に頭ばさげさしゅておもて、きつねが綿屋金兵衛ちゅう八代一のぶげいしゃにばけ、萩の土手で、まっとったげな。とこるが、彦一も錦屋のだんなんが、こぎゃんとこり一人おらすはず ...

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きのこ

松井の殿様な、きのこんがそうにゃ好きだったげな、ある年、 「一軒かり千本ずつ、木のこばもってけ。」 て、役人どんが彦一の村もいうてきたばってん、こんとしゃ、また、でん年だったげな。どぎゃんすんならよか ...

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ものいうねこ

彦一うち にゃそおんりこうかねこのおったげな。ある日、おくさんがぬいもんばしとらすと、にわか雨あふってきた。ちょうど外でひるねしとったねこがたまがって、 「かかさん、雨ふってきたばい。」 て、いうた。 ...

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すすだけうり

「ささやぁ、すすだけえ。」 年の暮れの寒か日のこつ、八代町を彦一が売ってされきよったげな。とこるが、平屋と油屋の番頭どんが、 「ほら、こんまえ、かごん上、きじばのせて、からす、からすていうて売っといて ...

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いももんどう

八代の町の徳平ていう、人かりだまされたことのなか、ぶげん者のいんきょさんのおらしたげな。彦一は、こんひとばだましてみんばんておもち、庭さきんとこっで、 「ごいんきょさん。ことし、わしがつくったからいも ...

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わたかい

中嶋町によくいいわた屋があったげなたい。いなかもんだとみたなら、高こうわたばうりつけよったげな。彦一が、こりをきいて、わた買い行ったげな。 「ごめんなっせ、わたの実を五しょうばっかりくだり、実はなぁ、 ...

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